京の友禅屋

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作品展用 訪問着  ”挿友禅” 続き・・・

     コバギボウシの色挿し

     花に彩色の後、ベージュ濃淡でシルエットの部分に
     モヤ暈しを入れながら色挿しを・・・その後はとり方の部分を
     地色の共濃いのグレーで仕上げました。
     
     色挿しは、作業机の中央に四角く切り取った穴があけてあり、
     その下に熱源が置けるようになっています。私は電熱器を使用しています。
     色挿しを行うと同時に、生地の下より熱であぶりながら作業を進めます。
     
     一つは、余分に付いた染料液の乾燥を早めて、糸目糊から染料が
     にじみ出るのを防ぐ。
     
     二つは、生地の裏まで、熱によって染料液を浸透させ、
     生地にしっかりと染着させる目的があります。
     
     色を挿していくのは、できるだけ白(胡粉)や薄い色からはじめ、順に濃色へ
     移って行くことを基本にしています。

       TS3D0663.jpg  TS3D0664.jpg

       TS3D0665.jpg

                 TS3D0666.jpg
                 オクミ、上前の一部分です。
 

      挿友禅が仕上がった後は、蒸し屋さんで蒸しの工程に移ります。
      生地上に置かれただけの染料を、蒸すことによって初めて染着が得られ、
      完全な発色を促し、その染料の持つ色相と染色堅ろう度が得られます。

       

| 友禅 | 20:53 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT

熱源の上での作業、冷房はおありでしょうが、夏の作業はなかなかたいへんではありませんか?

着物になったときに、一枚の絵になっているように仕上げるのは、前もっての構想がとても大事ですね。
段取り8分という言葉がありますけど、出来上がるまでの着物の行程を考えると、我が家にある着物も、あだやおろそかにはできない気持ちにされます。
だからと言って、後生大事にしまっておくのもどうかと思うので、何度でも着て、日の目を見させてあげることが、着物を作ってくださった何人もの方々への感謝ですね。

| みわっち | 2009/07/30 10:33 | URL | ≫ EDIT

 みわっちさんへ
クーラーを付けながら電熱も付けるという、省エネに反した事をしています。
汗をかきながら・・・トホホ・・

物創りは、おしゃる通り段取りが大切で、計算どうりに事を運べないと、
思い通りのものが仕上がりませんね。

みわっちさんも、近くに工房があるようですが・・・
私の場合は、2階が作業場なので気持ちを切り替えるのには、
出来るだけ作業、休憩、食事、と時間を決めて動くようにしています。
でも仕事によりうまく運ばない事も多々有りますがね・・

前にも記したと思いますが、創り手としてはやはり着物はお召しいただいて、
楽しく、艶やかで、晴れやかな気持ちを多く味わっていただきたいです。

| 京の友禅屋 | 2009/07/30 23:01 | URL | ≫ EDIT















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